「しんぶん赤旗」2021/7/21
県委員会 ジェンダー学習会
 日本共産党長崎県委員会は18日、ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子副委員長・参院議員と各地区委員会などをオンラインでつなぎ、ジェンダー学習会を開きました。約70人が参加。質疑応答も含め倉林氏が縦横に語りました。

 倉林氏は、コロナ禍で、圧倒的に女性の方が解雇され、雇用における男女格差が明らかになったと指摘。同時に「声をあげてもいいんだ」と女性たちが立ち上がり、「フラワーデモ」や「生理の貧困」などの取り組みが若い人を中心に広がったと述べ、「この声に寄り添い、ともに前進していきたい」と話しました。

 自民党がLGBTの人たちへの無理解と偏見でLGBT法案提出を見送った問題などを示し、日本でジェンダー平等が進まない背景のひとつに自民党内の「家父長制を存続させたい」との考え方があると指摘。「この考えを押しつける政治が続く限り、実現は難しい。最大の障壁は自民党」だと強調しました。

 参加者から「長時間労働が続く限り、ジェンダー平等は成り立たない」との発言に共感を示し、「政治を変える以外に方法はない。ジェンダー平等を進めるためにも政権交代を」と力を込めました。