「しんぶん赤旗」2021/4/27
大村市内で「市民と野党のガチトークⅡ」
 長崎県の大村市民連合は25日、市民の声を野党に届けようと、大村市内で「市民と野党のガチトークⅡ」を開きました。コロナ感染予防のため、一部オンラインで実施しました。

 市民からの意見や質問に、4野党の代表が答える形で進められ、日本共産党からは、山下満昭県委員長が出席しました。

 参加者から「日本政府を核兵器禁止条約に参加させるには」との質問があり、国民民主党の深堀ひろし県議は、社民党、立憲民主党とともに、「政府に条約への参加を求める意見書案」を県議会に提出したが、否決されたことを紹介(共産党は賛成)。山下氏は「一番の近道は、条約に参加する政府に変えることだ」と語りました。

 政権交代については、社民党の堤典子県議が「市民と野党で力を合わせ、全力を上げていきたい」と述べ、立憲民主党の白川あゆみ県連副代表は「野党の力を結集し、衆院選で必ず勝利をしたい」と決意を語りました。

 山下氏は「管政権に変わる野党の政権を国民に示していくことが大事。そのための協議を始める必要がある」と話しました。

 参加者の男性が発言し「今の政権にはなんとしても退いてほしい。野党として統一できる争点を早くつくって、明らかに自民党と違うというところを見せてほしい」と訴えました。