「しんぶん赤旗」2021/10/27

長崎市で連日奮闘する女性

 長崎市内で連日奮闘する小島麻子さん(仮名・51)は、休みの日に、午前時から午後4時まで電話で80人と対話しました。

 対話をしていると、政治に対する怒りがあふれ出します。「今までは頼まれて付き合いで投票してきたけど、今度ばかりは各候補者の話をきちんと聞いて、納得した人に投票しようねって友達とも話しています。年金、介護、医療、世の中おかしいもの」と腹を立てる女性。

 別の女性も「若い人や、子育て世代は生活に困っているのに、給食費は無料にすればいい。今の社会はおかしいことがいっぱい」と憤り、「よく考えて投票したい」といいます。

小島さんは「これまでにない経験で、変化が起きていると感じる」と語ります。

 名簿300人分を一通りかけ終わり、今は留守だったところにかけなおしています。

 週3日の仕事以外は選挙事務所で電話かけや証紙貼り、ビラ配布も。ビラを配っていると、「税金を取ることばかりの今の政権ではダメ。共産党がんばって」と声をかけられました。

 支部の先輩たちがコツコツがんばる背中を見て励まされています。「国民がこんなに苦しんでいるのに、その命も守れなかった。自助をやめ、公助の出番です。何としても政権交代を実現したい」と最後の1週間、がんばり抜く決意です。