「しんぶん赤旗」2021/3/14
長崎市で「学生応援!ながさき0円いちば」
 コロナ禍で困窮する学生を支援しようと「学生応援!ながさき0円いちば」が13日、長崎市内の公園で実施されました。日本民主青年同盟長崎県委員会(筒井涼介委員長)が中心となり取り組まれ、今回で5回目。同盟員以外に3人の男子学生がスタッフとして参加しました。

 約50人の学生が来場。テントが張られた会場には開始と同時に学生らが並び、とれたてのネギ、米、レトルト食品、洗剤、マスクなどを袋に詰めていきました。

 ツイッターを見たという大学3年の女子学生は「奨学金を受け、親の仕送りとバイトで節約しながら生活しているので、こんなに色々あって助かります」と嬉しそうに語りました。

 アンケートにもほとんどの学生が記入し、「生理用品があってうれしかった」「オンラインの生活で人と関わる機会が減った」などの回答がありました。アンケートに答えた大学1年の女子学生がスタッフ登録しました。

 通りがかった女性が、「学生さんに」とインスタントラーメンを差し入れし、物品のカンパをしたいがどうすればいいかとたずねる人もいました。