「しんぶん赤旗」2020/9/23
長崎市で9・18『靖国』と『侵略』を考える市民のつどい
 「長崎県靖国法案阻止共闘会議」は18日、長崎市内で「9・18『靖国』と『侵略』を考える市民のつどい」を開き、名古屋学院大学の飯島滋明教授(憲法学・平和学)が「安倍自公政権下で破壊された立憲主義〜私たちはどう対抗するか」と題して講演しました。

 飯島氏は、安倍自公政権の7年8カ月を振り返り、民意を無視した暴政と、数々の政治の私物化を批判。安倍首相が辞任にあたって次期政権へ検討を求めた敵基地攻撃能力については、憲法違反であることを解明しました。

 飯島氏は、安倍政治の継承をうたう菅政権は、安倍政治と同じ強権政治を生むとして、野党に市民の要求を伝え、対抗できる勢力を育て上げることが重要だと呼びかけました。

 つどいには32人が参加し、自公政治に終止符を打ち、国民本位の政治を取り戻す決意を固め合いました。