「しんぶん赤旗」2020/11/24
衆院九州比例候補ら 長崎市で街頭演説
 日本共産党衆院九州・沖縄ブロック比例候補の田村貴昭(衆院議員)、まじま省三(福岡9区重複)、まつざき真琴(鹿児島2区重複)の3氏は21日、長崎市の繁華街で街頭演説をしました。

 演説に先立ち被爆者の溝浦勝さん(79)が被爆体験を語りました。

 田村氏は、核兵器禁止条約発効について「菅総理は禁止条約に署名するつもりはないと言っている。ならば、禁止条約に参加する政府をつくろう。次の総選挙で政権交代を果たすために、九州・沖縄比例2議席以上の躍進を」と訴えました。

 まじま氏は、コロナ支援策が医療現場などにきちんと届いていない実態を示し、「やって当たり前の施策をやらない。こんな政治を変えていこう」と呼びかけ、まつざき氏は「自分たちに都合の悪い人物は排除する日本学術会議への人事介入。横暴で危険な強権政治は、戦前のもの言えぬ社会につながるもの」と批判しました。

 日本共産党の安江あや子衆院長崎1区候補もともに訴え、「多くの女性が働くケア労働への国の支援は不十分。安心して働ける社会にしよう」と呼びかけました。

 演説を聞いた70代の女性は「女性候補が2人も訴えて心強い。党のジェンダー平等政策に大いに期待しています」と話しました。