「しんぶん赤旗」2020/11/13
ストップ・カジノ長崎県民ネットワーク 署名行動
 「ストップ・カジノ長崎県民ネットワーク」は10日、長崎市の繁華街で「長崎県にカジノを誘致しないことを求める署名」に取り組みました。民医連・県労連・自治労連・新婦人などから12人が参加。1時間で109人が署名しました。

 街頭には、観光客や修学旅行生が目立つようになり、県民ネットの里正善さんは「修学旅行の行き先として人気なのは、長崎が犯罪も少なくて安全だから。カジノと同時に反社会的勢力がはびこれば、修学旅行の行き先にも選ばれなくなる。マイナス面も県はよく考えるべきだ」と訴えました。

 署名した中年の女性は「私はハウステンボスによく行きます。とてもきれいで気に入

ってます。そんなところにカジノなんて来て欲しくありません」と語り署名をしました。

 別の女性は、連れの女性を誘って「県はカジノの弊害は少しも言わずにおかしい。カジノは反対です。寒いのにお疲れ様」と口々に話しながら署名しました。高齢の男性は「カジノに税金を投入するなんて許せない。コロナで苦しんでいる人や、病院などに使うべきだ」と憤りました。

 県民ネットの新木幸次事務局長は、20日に「いらんばいカジノ・リレートーク集会」を、同じ場所で開催することを告知し、参加を呼びかけました。