「しんぶん赤旗」2020/1/17
ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク 今年初の署名行動
  長崎県と佐世保市が進める同市のテーマパーク・ハウステンボスへのカジノ誘致に反対する「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」は16日、長崎市の鉄橋で、今年初めてのカジノ誘致反対の署名・宣伝に取り組みました。1時間で131人が署名しました。

 カジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、批判の声が広がる中、メンバーは「カジノ利権汚職の真相究明を!」などと書かれた横断幕を掲げビラを配布。「県民ネットワーク」の新木幸次事務局長は「私たちは、県が進めている様々なカジノに関する手続きを、カジノ汚職疑惑が完全に解明されるまで中止するよう求めています。カジノ誘致反対の声を署名にお寄せ下さい」と呼びかけました。

 「絶対造らせんごと、猛反対している」という中村泰(ゆたか)さん(54)は「ハウステンボスは汚してほしくない。観光の街としてやっていってほしい」と署名しました。

 かつて自らもギャンブル依存症だったという男性(74)は「博打でよかことはなかです」とペンを握りました。「絶対イヤ」と署名しながら「みんなもして」とまわりに声をかける女性や、行動を終え片づけている所に駆け寄り、署名する男性もいました。