「しんぶん赤旗」2020/2/5
ながさき市民連合 日本共産党が懇談
 ながさき市民連合のメンバー8人は1月31日、日本共産党長崎県委員会を訪問し、次期衆院選挙での野党共闘について山下満昭県委員長、原口敏彦書記長と懇談しました。

 この日、市民連合のメンバー8人は立憲民主党、国民民主党、社民党とも懇談。市民連合の里正善さんは「安倍政権を何としても退陣させるために来るべき衆院選でしっかりした野党共闘を実現したい。そのためにも各党の率直な意見をお聞きしている」と訪問の主旨を述べました。

 山下委員長は、野党共闘についての日本共産党の立場を詳しく説明。「長崎でも野党共闘を成功させ、共産党の議席も伸ばすということを大目標にして、皆さんと力を合わせ頑張りたい」と語りました。

 市民連合の大矢正人共同代表は「できるだけ早く、自公政権に対峙する立憲野党の候補者を決めていただき、市民連合も協力しながら選挙に臨んでいきたい」と要望。「県民に選挙を自分のものとして考えてもらうためにも、石木ダム、カジノなど地域の課題も取り上げ、政策づくりに市民が参加していくことが大事だと思う」と話しました。

 山下委員長は「より長崎らしい合意を入れた協定ができれば幅が広がって共闘も強まるのでは。一つでも合意できたら大きな力になっていく」と応じました。