「しんぶん赤旗」2020/12/8
佐世保市内で2回目の「0円いちば」
 コロナ禍のもと、厳しい状況の学生を支援しようと、日本民主青年同盟長崎県委員会は6日、佐世保市内で2回目の「0円いちば」を実施しました。

 日本共産党の支部や赤旗読者が企画を支援し、長崎県立大学近くの公民館で開催しました。

 48人の学生が来場し、お米、野菜、カップ麺、レトルト食品、洗剤などを持ち帰りました。学生からは「普段生活費と相談しながら食料を選んでいたので、今回おいしいものをたくさんいただけて大変嬉しかった」「困っている人の支援を行っているのはとてもすばらしいと思います」などの感想が寄せられました。

 当日は、学生生活実態調査も実施。1年の女子学生からは、「オンライン授業ばかりで理解が追いつかない」とオンライン授業への不安な思いが語られました。また、「生活費に困っている」という声や「もう一度給付金を支給してほしい」などの要望が出されました。

 スタッフとして参加した同盟員で2年の女子学生は「来てくれた学生の笑顔を見られて、こちらも嬉しくなりました」と感想を語りました。

 筒井涼介民青同盟県委員長は「多くの青年を支えることができてよかった。寄せられた実態を今後、行政などに届けていきたい」と話しました