「しんぶん赤旗」2020/10/7
佐世保市内で 学生支援「0円いちば」
 コロナ禍のもと、厳しい状況の学生を支援しようと、日本民主青年同盟長崎県委員会は3日、佐世保市内で「0円いちば」を実施しました。

 県立大学近くの公民館で開催。共産党の支部や赤旗読者が企画を支援しました。

 約60人の学生が来場し、お米、そうめん、レトルト食品、缶詰、洗剤などを袋に詰めて帰りました。学生からは「色んな物がもらえてとてもありがたかった」「スタッフの方が温かい声をかけてくれて嬉しかった」などの感想が寄せられました。

 1年の男子学生は、スタッフとの会話の中で、「新型コロナウイルス流行のもとで中々友達ができない」と不安な思いを語りました。

 当日は、学生生活実態調査も実施。「対面授業を増やしてほしい」という声や、ほとんどの学生が「学費軽減に賛成」にチェックを入れていました。次回以降の企画を手伝いたいと連絡先を書いた学生もいました。

 準備から参加した同盟員の女子学生(22)は「今日は、想像をはるかに上回る数の学生が来てくれて驚きました。多くの学生と交流ができ、新鮮な一日でした」と話しました。