「しんぶん赤旗」2020/11/19
オンライン・世代的継承学習会
 長崎県委員会は14日、党中央組織局員の和田一男中央委員を講師に、党中央と長崎市、佐世保市、諫早市、大村市などをオンラインで結んで世代的継承学習会を開きました。

 約80人が視聴。和田さんは、その全体が世代的継承の方針である、党大会第二決議を中心に据え、全国の実践例も示しながら「支部が主役」の党づくりが世代的継承を成功させる決定的な意味を持っていると強調しました。

 講義を聞いた参加者から「若者が政治の話を受け付けてくれない。どう話したらいいのか」「子育て世代と政治について対話をする時はどうすれば」などの質問が出されました。

 和田さんは「若い人たちには、批判でなく情報提供を。彼らが今ぶつかっている問題をしっかり受け止め、取り上げ、共有しよう」など、一つひとつ丁寧に答えました。「県委員会の取り組みは」との質問には、山下満昭県委員長が答えました。

 参加者からは「新しい形の学習会で良かった」「どう訴えれば若者の心に届くのか一生懸命考えたい」「支部会議ではベテランの配慮と若者の発信が必要と感じた」「50代の私にまったくあてはまる学習会だった」など、多数の感想が寄せられました。

 安江あや子党県青年・学生部長は「学習会でつかんだ多くのヒントを全支部で共有し、これからの党をつくっていく力にしたい」と語りました。