「しんぶん赤旗」2020/1/26
「日中友好ながさき美術展」開催
日中友好協会長崎県連・長崎支部」結成65周年記念
 「日中友好協会長崎県連・長崎支部」は結成65周年を記念して、「日中友好ながさき美術展」を24日から、長崎市のコクラヤギャラリーで開催しています。(28日まで)

 35人が出品。水彩画や油彩画、写真、陶芸、南画、篆刻(てんこく)など様々なジャンルの作品が展示されています。

新華僑華人協会会員の王新華さんの書は、秦の始皇帝の時代の漢字の書体「篆書(てんしょ)」で書かれた漢詩です。現在使われている漢字とは違い、ユニークな文字の形と筆使いに引きつけられます。

植田亘一実行委員長は「今回の美術展の目的には、文化・芸術の交流とともに、過酷な状況にある中国『残留孤児・婦人』2世の生活支援を求める運動を広げることがあります。署名への協力など、来場された方に呼びかけていきたい」と語りました。

 鑑賞していた男性は「中国の壮大な風景(写真)に圧倒された。日本と中国の国民の文化的交流を大切にしていきたい」と話しました。