「しんぶん赤旗」2020/7/25
長崎市議団 コロナ感染対策で市に要望
 日本共産党の長崎市議団(内田隆英、中西敦信、大石史生)は17日、田上富久市長に宛て「新型コロナウイルス感染症対策に関する申し入れ」を行いました。

 申し入れでは、「長崎みなとメディカルセンター」のコロナの集団感染が、市民に衝撃と大きな不安を与えている」と指摘。PCR検査を、関係する地域の医院、診療所、福祉施設などのスタッフ、利用者にも広げるよう検討すること▽センターが休止中に地域医療に穴が開き、市民が命を落とす事態とならないよう万全の対策を講じること▽保健所の即応体制の整備計画を早急に策定し市民に公表すること▽感染拡大に伴う地域経済の影響を調査し必要な支援策を講じること―などを求めています。

 大石市議は「センターでの感染の全容を明らかにし、早期再開を目指してもらいたい」と求め、内田市議は「飲食店からは、お客さんが急に減って大変との声が寄せられている。しっかり支援してほしい」と述べました。中西市議は「要望にも入れたが、『GoToトラベル』の中止を国に求めてほしい」と訴えました。

 応対した片岡研之企画財政部長は「感染拡大防止にしっかり取り組んでいきたい」と答えました。