「しんぶん赤旗」2020/4/6
長崎の民青・共産党が宣伝 コロナで生活が制限されるのが怖い
 長崎県の日本民主青同盟と共産党の両県委員会は2、3の両日、長崎大学(長崎市)前で対話活動と宣伝を行いました。長崎大学では昨日入学式でしたが、新型コロナウイルス感染予防のため、出席は新入生16人だけに限定して行われました。

メンバーらは民青を紹介するビラ入りのポケットティッシュを配布。「気になる社会問題は?」との設問のシールアンケートを実施し、2日間で合わせて約20人と対話しました。対話したほとんどの学生がコロナウイルスに関心を寄せていました。

 兵庫県出身で新入生の女性は「他県では感染が広がっているので心配」と語り、同伴していた女子学生の祖母も「長崎でも感染者が増えているので怖いです」と不安な様子でした。他にも、「入学式に参加できず残念」「当面の授業はオンラインで実施に」「生活が制限されるのが怖い」など次々に不安の声が出されました。

 気候変動に関心を示した大学院生の男性は「暑がりなのもあって温暖化が進むと大変。原発問題も気になります」と述べ、「民青ってなんですか」と質問。民青のリーフレットを使い活動を紹介すると興味を示してくれました。

 行動に参加した民青同盟の筒井涼介県委員長(26)は、「長崎でもコロナウイルス感染者が増える中、多くの学生が様々な面から不安を抱いていることが分かりました。学生の不安に寄り添える活動を続けていきたい」と語りました。