「しんぶん赤旗」2020/12/25
長崎民医連 緊急財政支援を求め県に要請
 長崎県民主医療機関連合会は24日、中村法道知事に宛てて、コロナ禍で少なくない医療機関が深刻な状態にあるとして、「すべての医療機関・介護事業所への緊急財政支援を速やかに実施することと、医療・介護の経営崩壊を防ぐため、更に大規模な緊急財政支援を国に対し求めるよう」要請しました。日本共産党の堀江ひとみ県議が同席しました。

 長崎民医連では10月に、県内医療機関に新型コロナウイルス感染症に関するアンケートを実施。回答した75の機関の76%が「経営への影響を受けている」とし、この内19%が「深刻である」と回答。「経営困難で閉院予定」など切実な声が寄せられています。

 平野友久・長崎民医連会長は「どの医療機関・介護事業所も置き去りにしないという発想で行政には支援を行ってほしい」と訴えました。