「しんぶん赤旗」2020/1/25
真島三衆院九州・沖縄比例候補 波佐見町訪問副町長と懇談
 日本共産党の真島省三衆院九州・沖縄比例代表候補は23日、長崎県波佐見町役場を訪問し、松下幸人副町長と懇談しました。辻清人川棚町議候補が同席しました。

 波佐見町は、400年の歴史を持つ「やきもの里」で近年は「暮らしのアトリエ・はさみ焼」をテーマに機能的でデザイン性ある焼き物で注目を集めています。今年、町議選が予定されています。

 真島氏は、国会で経済産業委員会に所属。地場産業支援等を国に求めてきたことを紹介しました。

松下氏は、「波佐見焼が売れはじめ、その労働力を確保するために農家に補助し、機械化を進め、余剰労働力を焼き物産業に使ってもらう取り組みをしました。最盛期は兼業農家がかなりの収益を上げることができた」と町独自の施策を紹介しました。真島氏は「産業をつなぐというところがすごい。時代と共に変わる柔軟性を感じますね」と応じました。

 松下氏は、無名だった波佐見焼が窯元などの努力で、全国で一番元気のある産地となり、観光客も年間100万人を超えているとしながら、「生地屋(器の生地を作る)の後継者不足が今後の課題」だと強調。「後継者育成のための手厚い支援策をいただければ」と国への要望を語りました。

 真島氏は「国政は市町村が頑張られていることをいかに後押しするかが大事です」と答えました。

歓談後、真島氏らは波佐見町で街頭演説を行い、夜は集いを開きました。