「しんぶん赤旗」2020/10/7
九州・沖縄ブロック比例3候補 諫早市で演説
 日本共産党衆院九州・沖縄ブロック比例候補の田村貴昭(衆院議員)、まじま省三(福岡9区重複)、まつざき真琴(鹿児島2区重複)の3氏は5日、長崎県諫早市役所前で街頭演説をしました。市役所前の芝生広場には、親子連れや高齢者、高校生や中学生も集まり、3人の訴えに聞き入りました。

 田村氏は、コロナ禍の下、PCR検査の拡充、定額給付金、学生支援金実施など「政治を動かしているのは野党共闘と共産党だ」と強調。「コロナの上に7月豪雨などの災害で苦境にあえぐ国民を前に、自助努力を求める菅首相に怒りでいっぱい」だと批判しました。

 田村氏は、市民連合の政策要望に初めて「核兵器禁止条約の批准」が入ったことを紹介し、「禁止条約に参加する政府をつくろう」と訴えました。

 まじま氏は「悪化する景気の対策に、最も効果があるのは消費税減税。衆院選では共産党の勝利で消費税を下げよう」と力を込め、まつざき氏は、杉田水脈衆院議員の暴言に撤回と辞職を求め「野党共闘と共産党の躍進を」と呼びかけました。

 訴えを聞いた本山敏彦さん(58)は「次の衆院選は、初めて野党共闘で政権交代ができるチャンス。菅政権の悪事を暴いて、市民と野党の共闘を進めていかなければ」と話しました。