「しんぶん赤旗」2020/7/22
五島市で小松泰信岡山大学名誉教授を囲む会
 日本共産党の長崎県五島地区委員会は19日、小松泰信岡山大学名誉教授を迎え、「小松先生を囲む会」を開きました。23人が参加しました。

 小松氏は、コロナ禍のもと、「密」ではなく「疎」が評価されていると述べ、「適当にまばらである」という意味の「適疎」という言葉を紹介。五島市のような離島が目指すべき方向は、自然が豊富で低密度な居住地域―「先進的な少数社会」―だと述べました。

 第一次産業が、様々な産物を生産する以外に、国土や文化、環境などを守る多面的機能を担っていると指摘した小松氏は「第一次産業は、存在することに意義があり、国が補助し、守っていく必要がある」と語りました。

 講演後、参加者から出された質問に答えました。「入党後の人生は」との質問に小松氏は「入党したことによって形容し難い気持ちがある。党のみなさんと通じ合うものが、はっきりと太く鮮明になった。明らかに以前と違う。自分の中が凛とする。いい人生です」と話しました。

 参加した男性は「とても楽しかった。こんなに愉快な話は初めて聞いた。ますます小松先生のファンになりました」と語りました。


関連動画
 講演  https://youtu.be/f4zYOmudbNU
 質疑応答 https://youtu.be/eDp3vuHqZmE