「しんぶん赤旗」2020/6/30
憲法改悪阻止長崎県共同センター総会 
 憲法改悪阻止長崎県共同センターは27日、長崎市で総会を開きました。新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、参加は加盟団体の代表のみ、講演会は中止しました。

 同センターの乾哲夫代表委員(県労連議長)があいさつし「安倍政権はコロナ禍を利用し、緊急事態条項を盛り込んだ憲法改悪を狙っている。この動きを注視しながら、憲法改悪阻止の運動をすすめていこう」と呼びかけました。

 平井秀治事務局長が報告し、「3000万署名」が最終集約で県内2万6162人集まったことを紹介し、すでに取り組みを始めている「改憲発議に反対する全国緊急署名」に、引き続き力を尽くそうと提起しました。

 討論では、平和委員会の冨塚明事務局長が「安倍内閣は、イージスアショアができないのなら、国家安全保障戦略を見直し、敵基地攻撃能力保有の検討を言い出している。北朝鮮の状況を持ち出し、世論を誘導し改憲につなげようとしており、国民的に問われなければいけない問題。現状を議論していく必要があるのではないか」と発言するなど、活発な意見交換が行われました。