「しんぶん赤旗」2020/3/20
憲法改悪阻止長崎県共同センターがスタンディング
 新型コロナウイルス感染拡大の不安と、安倍政権の対応の無責任さに市民の怒りと不信が広がるなか、憲法改悪阻止長崎県共同センターは19日、長崎市中央橋の交差点で、政府に憲法25条に基づいたコロナウイルス対策を求めるスタンディング行動をしました。

 参加者は「新型コロナ対策すべての働く人に休業保障を」「治療、検査、生活保障、国の責任でしっかり」などと書かれたプラカードなどを掲げ、道行く人にアピールしました。

 立ち止まり見ていた女性(59)に、政府のコロナ対策について聞いたところ、「安倍首相は何を訴えても一緒でしょう。自分の考えだけで進めてしまい、国民の声を聞いてくれない」とあきらめた様子でした。イベント中止や休業が増える中、派遣の仕事が打ち切られたと語る20代の女性もいました。

 最近、国会中継を見るようになったという女性(74)は「コロナの問題も安倍政権の今までの政策の延長ではないか。言葉巧みな答弁にごまかされてきたが、最近本当のことを知りたいと思うようになった」と話しました。

 参加した新婦人長崎支部の山口和子さん(69)は「国民は不安で不安でしようがないのに、安倍首相は生活も健康についても、国民に安心を与える言葉も行動もない」と憤りをあらわにしました。