「しんぶん赤旗」2020/12/2
憲法改悪阻止長崎県共同センターが改憲NO!署名
 憲法改悪阻止長崎県共同センターは2日、長崎市内の繁華街で「9条改憲NO!改憲発議に反対する全国緊急署名」に取り組みました。1時間で80人が署名しました。

 新日本婦人の会長崎支部のメンバーら10人が参加。「守ろう生かそう!憲法9条 子どもたちの未来に」と書かれた横断幕や「軍事費よりもコロナ対策を」のプラカードを掲げ、「子どもたちや若者の未来に平和な社会が続くよう、憲法改悪反対の署名にご協力下さい」と呼びかけました。

 8歳で被爆した羽田麗子さん(84)は、署名用紙にペンを走らせ、「被爆の語り部をしているが、小・中・高校生には必ず憲法のことを話しています。改憲は絶対に許せない」と語りました。「小学生の頃から学校で原爆のことを学んできました。被爆者の方は今も苦しんでいる。戦争をしないためにも憲法は守っていかないと」という20歳の女性も署名しました。

 高校2年の男子生徒は「戦争で誰も幸せにはならないと思う」とサインし、48歳の女性は「今の社会全体がおかしなことばかり。こうして声を上げることにもためらう雰囲気があり、息苦しい」と不安を口にしました。