「しんぶん赤旗」2020/6/10
長崎県原水協 長崎市で「6・9」行動
 長崎県原水協は9日、長崎市の平和公園で10人が参加して6・9行動を行い、「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。

 大矢正人・県原水協代表理事は、平和公園から見通せる長崎被災協の窓に、ヒバクシャ国際署名の現在の到達「48万2073筆」と張り出された横断幕を指さし「50万人を目指し頑張っています。目標まであと1万7927筆です」と声をかけ署名を呼びかけました。女性(40)は「そうなんですね。核兵器だけでなく、すべての武器がなくなってほしい」と署名しました。

 隣接する「長崎市原子爆弾無縁死没者追悼祈念堂」に向かう幼い子どもを連れた女性(42)が署名し、「毎月9日には祈念堂にきてお祈りしています。もちろん、核兵器は廃絶してほしい。絶対に」と力を込めました。

 65歳の男性はサインした後、「核兵器の被害を教訓にして、すべての国が平和であるように長崎から発信したい」と語りました。