「しんぶん赤旗」2020/4/1
壱岐市政と日本共産党 「市政のチェック役」
 長崎県壱岐市議補選(定数1)が5日告示(12日投票)され、日本共産党は山口よしひで候補(66)=新=が「今度こそ」と初議席獲得を目指します。自民党推薦候補と一騎打ちの見通しです。

 「新型コロナウイルスで観光客が激減し、7〜8割減収。このままではやっていけん」「イカもブリも取れない。漁業で生活できない」など、「市民アンケート」へ寄せられた声を、山口候補は要望書として市に提出。くらし応援の市政をと訴えています。

 市長は、市ケーブルテレビの有償譲渡に1憶5千万円ものムダづかいをし、議会は、介護保険料を値上げする一方、議員の期末手当は2年連続で引き上げました。「今の市長と議会はひどすぎる。市政のチェック役として山口候補に頑張ってほしい」と、保守層からも期待が寄せられています。

▽日本共産党は、ためこみ金12億円、国保基金2・5億円などを活用し▽国保税・介護保険の負担軽減▽家族経営の農漁業を守る▽高齢者タクシー券支給を▽子ども医療費は窓口払いなしに―など公約に掲げ奮闘。「新型コロナウイルス緊急提案」として、国の自粛要請で生じた減収分の補償や、「漁獲量激減対策」として、大型船巻き網漁の規制―などを国に求めます。