「しんぶん赤旗」2020/4/22
永井博士の如己堂 御衣黄桜が見ごろ
 長崎市の如己堂(にょこどう)そばに植えられた御衣黄桜(ぎょいこうさくら)。淡い黄緑色の花びらがピンク色に染まりだし見ごろを迎えています。

 如己堂は、「長崎の鐘」など多くの著書を残した永井隆氏(医学博士)が2人の子どもと暮らした2畳1間の木造の住居。永井博士は、自らも被爆し重傷を負いながら、多数の被爆者を治療・救済しました。

 この桜は、博士の出生地、島根県雲南市三刀屋町から贈られたもの。名前は、貴族の衣服の萌黄色に由来するとされています。