「しんぶん赤旗」2020/9/9
長崎港でフローティングドックが流出
             

 大型の台風10号の影響で、長崎港(長崎市)では7日未明、船の建造・修理などを行うフローティングドック(浮きドック)が、係留場所から対岸の女神大橋北西側まで約1`流される事故が発生しました。

 長崎海上保安部によると、ドックは長さ約58b、幅約35b、高さ約20b。大石建設株式会社長崎支店(戸町)の前面海域に係留されていましたが、午前5時半ごろ同社からドックが流出したと通報がありました。横付けされていた台船も一緒に流出。係留していた綱が強風で破断した模様です。

 ドック及び台船は無人のため、けが人などはなく、油の流出もありません。今後、同社手配のタグボートにより、回収される予定です。