「しんぶん赤旗」2020/9/15
民青県委員会 「学生応援!0円いちば」
 コロナ禍の学生を支援しようと、日本民主青年同盟長崎県委員会は12日、長崎市内で「学生応援!0円いちば」を実施しました。

 長崎大学近くの公民館で開催。企画を支援する日本共産党の支部や支援者から多数の物資が寄せられました。

 45人の学生が次々と訪れ、お米、そうめん、レトルト食品、缶詰、洗剤などを袋に詰め持ち帰りました。手作りの梅干しにも人気が集まりました。

 生活費をアルバイトで賄っているという2年の男子学生は「コロナでバイト収入が減り、電気代を節約するためずっと図書館にいました。ホントに助かります」と喜んでいました。

 全員がアンケートに回答。「新入生は友人がつくれず、大学生らしい生活を送れていないと聞く。対策が必要」「自分の将来に不安を感じる」という声や、ほとんどの学生が「学費軽減に賛成」にチェックを入れ、オンライン授業への不満とともに「バイトで学費を賄っている友人が多くいる。学費が減額されれば、学生らしく勉強やサークルに夢中になれるのではないか」と切実な声もありました。次回から協力したいと連絡先を書いた学生もいました。

 準備から参加した同盟員の男性(25)は「自分も貢献できて嬉しかった」と述べ、筒井涼介民青県委員長は「アンケートで集めた声を大学側に届けて、さらに学生の支えになれるような活動をしていきたい」と語りました。