「しんぶん赤旗」2019/10/4
党県委員会 「ながさき市民連合」と懇談
  日本共産党長崎県委員会は2日、長崎市で「ながさき市民連合」と懇談しました。山下満昭県委員長と原口敏彦書記長が、志位和夫委員長の「野党連合政権に向けた話し合いの開始を呼びかけます」を届け説明。これまでに県内で立憲民主党、国民民主党、社民党と意見交換した様子を報告しました。

 山下氏は「過去2回の長崎での野党共闘は、市民連合の尽力がなければ実現しなかった。衆院選に向け、さらに共闘を進めていこうとの声を広げていただきたいとうかがった。ぜひ、率直な意見を」と要望しました。

 市民連合からは役員ら6人が参加。「共産党がいきなり自衛隊廃止を言うことはないのか」「共産党は、消費税5%引き下げでれいわ新選組と合意したが詳しく説明を」など様々な質問が出されました。

 山下氏は「多くの非正規労働者や年金生活者が厳しい生活を強いられている。この上、消費税値上げは過酷。共産党は5%引き下げをめざし、これが野党の合意となるよう求めていきたい」など、それぞれの質問に丁寧に答えました。

 市民連合からは「気候変動、災害の問題は非常に大きい。各政党が講演会などに取り組んでほしい」「消費税増税反対の運動や災害調査など、共産党に先頭に立ってがんばってほしい」などの要望が出されました。