「しんぶん赤旗」2019/11/26
長崎市で「桜を見る会」私物化疑惑に抗議する宣伝行動
 日本共産党長崎県委員会は23日、安倍晋三首相の「桜を見る会」私物化疑惑に抗議する宣伝を、長崎市鉄橋でしました。約20人が参加。市民からは「森友、加計疑惑も解明されていないのに、安倍政権は一刻も早く退陣を」など怒りの声が上がりました。

 「政治の私物化許さない」「首相は真実語れ」と書かれた横断幕を掲げ、「桜を見る会」私物化を告発した赤旗日曜版17日付1面を拡大したプラスターでアピール。ビラを配布し、40部用意した赤旗日曜版の見本紙は、宣伝終了前に全てなくなりました。

 日本共産党の山下満昭党県委員長や中西敦信長崎市議らがマイクを握り「私たちの税金で有権者を接待し、まさに政治の私物化の極み。長崎から安倍首相は、国会で真相を語れの声を大きく広げ、安倍政治を終わらせましょう」と訴えました。

 66歳の男性は「私たちは少なか年金で生活しているのに、自分たちはやりたい放題。早く辞めてもらわないと。共産党にしっかりしてもらって、野党にがんばってほしい」と語りました。

 12歳で被爆したという男性(88)は「安倍首相はおごり高ぶっている。この人は戦争好き、早くやめさせないと大変なことになる」と憤りをあらわにしました。「ビラを数枚ください。あまりにも腹が立つので近所に配ります」とビラを持ち帰る人もいました。