「しんぶん赤旗」2019/10/1
党県委員会 立憲民主党長崎県連と懇談
  日本共産党の長崎県委員会は9月29日、山下満昭県委員長と岩永千秋政策委員長が大村市の立憲民主党長崎県連本部を訪問し、志位和夫委員長の「野党連合政権に向けた話し合いの開始を呼びかけます」を届け、懇談しました。

 立憲民主党からは山田勝彦県連合代表、松永隆志幹事長ら8人が応対。山田代表は「自公政権と対峙し政権交代を目指していくためにも、次の衆院選に向け野党の連携をますます強化していかなければならない」と述べ、懇談の場が持てたことに謝意を示しました。

 懇談では「連合政権に入る場合、自衛隊と安保条約の問題が壁になるのでは」「消費税廃止で野党がまとまるのは難しくないか」など率直な質問が出されました。

 これに対し山下委員長は「自衛隊をなくすかではなく、安保法制のもと、自衛隊員が海外で戦死させられる危険がある。それを許していいのかという問題。安保条約も含め自分たちの主義主張を押し付けることは絶対にしない。その立場で連合政権に臨んでいる」などそれぞれの質問に丁寧に答えました。

 懇談は1時間以上に及び活発な意見交換がされました。党県委員会は25日に国民民主党、27日に社会民主党とも懇談しました。