「しんぶん赤旗」2019/10/9
秋の大祭、長崎くんち 生きているかのような龍の舞



 江戸時代から続く長崎市諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」が7日から始まりました。(9日まで)。

 奉納踊(国指定重要無形民俗文化財)の今年の注目は、籠町の「龍踊(じゃおどり)」。全長20メートル、鱗は大小合わせ8000枚。総重量150sの龍を「龍衆」が操ります。ドラ、タイコ、龍声ラッパなどの独特な「唐楽拍子」に合わせ「宝珠」をめがけて踊る姿はまるで生きているかのよう。その勇壮な姿に会場から「もってこ〜い」と、アンコールを求める声がかかっていました。