「しんぶん赤旗」2019/11/27
小松泰信・岡山大学名誉教授を迎え、長崎市でトークショー
  長崎県の日本共産党南部地区委員会は『隠れ共産党宣言』の著者、小松泰信・岡山大学名誉教授を迎え、9日、長崎市でトークショーを開きました。

 進行役は日本共産党のネット番組「とことん共産党」でおなじみの党中央委員会の朝岡晶子さんです。

 朝岡さんは「新入党員の小松泰信さんです」と紹介。今月の入党宣言後、初めて公の場で話をするという小松氏は「今は非常にさわやかな気持ち。晩絶を汚さない人生がこれから送れるのでは」と入党の喜びを語りました。

 小松氏は、先ごろ発表された党の「綱領改定案」にふれ、「農業に関する記述が充実し、ますます良い綱領になった。いい時に入党したと思う。決議案には世界情勢から赤旗配達のことまで書かれておりこんな政党は他にはない」と述べました。

 参加者からの質問にも丁寧に答え、農業問題では、農山漁村が果たしている役割「多面的機能」について詳しく解説しました。

 小松氏は「入党したことで自分の中に一本の筋が得られた。悩んでいる人はぜひ、入ってほしい」と呼びかけ、自らも日曜版を配達したいと宣言。「すごい」の声が上がりました。

 参加者からは「小松さんの覚悟の確かさに感動した」「自分自身も党員で良かったと思った」などの感想が寄せられました。

 10日には佐世保市でもトークを行いました。