「県民ネットワーク」のメンバーは次々とマイクを握り、「みなさんが収めた税金が、刑法に違反する賭博行為であるカジノに使われようとしています。こんな愚かな政策はやめさせましょう。『長崎県にカジノは来るな』の声を県知事に届けましょう」と呼びかけました。

　署名をした女性（76）は「カジノは日本にいらない。知人の子どもがギャンブル依存症で自殺したという話も聞く。息子を信頼しているが、こんなものがあったら心配が絶えない」と不安を口にしました。「子どもたちに悪影響だし、カジノに税金を使うぐらいなら私たちの暮らしに回してほしい。介護や保育の仕事をしている人の給与を上げるべき」と話す女性（56）もいました。

　高校生も署名し、「カジノは恐いイメージがあり、いいことは何もないと思う」（高校３年女子）「観光資源としても有名なハウステンボスにカジノを誘致するのは反対」（高校３年男子）と語りました。