「しんぶん赤旗」2019/8/31
ながさき平和委員会「ジュゴンアクション」 沖縄へ連帯のメッセージ
 「ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)」は29日、長崎市の繁華街で、43回目となる辺野古新基地建設中止を求める「ジュゴンアクション」に取り組みました。

 署名会場では沖縄戦を描いた映画「沖縄スパイ戦史」共同監督の大矢英代さんの「沖縄の問題を自分たちの問題としてとらえてほしい」とのメッセージ動画を上映。辺野古の海の中の生き物や土砂を投入している工事現場の写真などを展示し、アピールしました。

 メンバーは、新基地建設反対の署名と、ジュゴンの形をしたメッセージカードに沖縄への思いを書き込んでほしいと呼びかけました。

 沖縄に住んでいたことがあるという女性(50)=会社員=は「もっと公平に報道してもらえれば、辺野古の問題への理解が全国的に広がるのではないか。県民投票の次の日に土砂が投入されたのにはびっくりした。民意を踏みにじっている」と憤り、カードにメッセージを書き込みました。

 高校3年生の男子生徒(18)は「沖縄県民の声を聞かず強行するのは独裁的」と署名とメッセージを寄せました。

 「辺野古に基地はいらんばい」と書かれたメッセージボードには「基地はいらない」「日本を守ろう」「沖縄と連帯」などのメッセージが多数並びました。ボードは後日現地に届けられます。