「しんぶん赤旗」2019/1/27
国際署名行動をすすめる県民の会 佐世保で署名
 「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる長崎県民の会」は26日、佐世保市の島の瀬公園前で街頭署名に取り組みました。長崎市内からも駆けつけ約30人が参加。被爆者を先頭に署名を呼びかけ、1時間で122人が署名しました。

 小雪がちらつく中、田中重光共同代表は、4歳10カ月で被爆した体験を語り、「二度と被爆者をつくらない。これが私たちの悲願です。核兵器を禁止する以外にその方法はありません」と涙をにじませ、訴えました。

 佐世保市の主婦(52)は、朝長則男佐世保市長が長崎県内の首長で唯一、署名をしていないことについて、「私たち市民が核兵器はイヤだと、あってはいけないと、もっと声をあげていかなければいけない」と話し、署名しました。

 玄海原発の再稼働反対運動に携わっているという下川登美慧さん(75)=北九州市=は「核兵器廃絶は玄海原発や福島原発の問題とつながっている」と語り、ペンを握りました。

 日本共産党の安江あや子県議候補と小田のりあき市議候補も参加しました。

 署名行動は長崎市内でも取り組まれました。