「しんぶん赤旗」2018/11/28
県民の会 ヒバクシャ国際署名を街頭で訴え
 「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる長崎県民の会」は26日、長崎市内の繁華街で街頭署名を呼びかけました。被爆者や高校生など25人が参加しました。若者や家族連れ、米国から観光で訪れた人などが次々と署名。1時間で187人分集まりました。

 メンバーは16日から18日に開催された「核兵器廃絶 地球市民集会ナガサキ」で採択された「長崎アピール2018」を紹介するビラを配布し、「日本政府が非核平和の実現のために核兵器禁止条約に署名するよう求めましょう」と訴えました。

 祖父が被爆者という男性(33)は「平和な世界のためには核兵器はいらない」と妻とともに署名。夫の父親が被爆者で、白血病で亡くなったという女性は「世界中から核はなくなってほしい」とペンを走らせました。

 米国から観光で訪れた女性2人は「NO!ATOMIC BOMB(原子爆弾はいらない)」と訴えると即座に署名しました。高校2年の男子生徒は、県原水協の佐藤澄人事務局長の訴えをじっと聞き「禁止条約に賛成しない日本政府はおかしい」と署名しました。