「しんぶん赤旗」2015/09/11
米国でなく憲法に従え 
総がかり行動に呼応し長崎でも

 憲法改悪阻止長崎県共同センター(事務局:長崎県労連)は9日、「総がかり行動実行委員会」に呼応し、長崎市中心部の「鉄橋」で「戦争法案ゼッタイ廃案!全国統一行動in長崎」を実施しました。

 「私たちは愛するものをふたたび戦場へ送りません」の横断幕や「アベ政治を許さない」などのプラカードをかかげ、参加した150人が「戦争法案今すぐ廃案、強行採決絶対反対」「勝手に決めんな、国民なめんな」などと唱和しました。

 リレートークで最初にマイクを握った活水女子大学の渡邊弘准教授は「集団的自衛権行使は世界の国々に敵をつくる。アメリカ言いなりではなく、政治家は日本国憲法の言いなりに。それが役割でしょ」と熱弁をふるいました。

 若者を中心に戦争法案に反対するN−DOVEのメンバーは、8月30日の国会行動に参加したことに触れ「若者は今回の安保法案は本当にやばい!と気づき声を上げ始めました」「おかしいと思ったことにおかしいと声を上げられる民主主義を守っていかなければなりません」と語りました(写真)。

 日本共産党の堀江ひとみ県議と長崎市議団が参加。戦争法案反対の一点で他党派との共同をひろげ、「議会に県民・市民の声を届ける」と発言しました。

 諫早市内では安保法制(戦争法)に反対する諫早市民の会主催の「戦争法反対!9条守れ!9・9諫早集会」が開かれ、約200人が参加しました。