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被爆地の声国連に
NPT会議に向けて核兵器廃絶署名
中国の春節祭に合わせて開催されている長崎ランタンフェスティバル。
多くの市民や観光客でにぎわう長崎市の大丸前で「核兵器のない世界を」署名推進市実行委員会は19日、署名にとりくみました。
メンバーは署名やNPT再検討会議の意義を知らせるチラシを配りながら、「平和でこそランタンフェスティバルもできます」「国連に被爆地の声を届けましょう」と呼びかけました。
ランタンを見に来た県外の観光客も多く、署名用紙には九州を中心に県外の住所が目立ちました。
ポスターやチラシを見て署名する人やNPT再検討会議へ向けた派遣募金を進んでする人も見られました。
大分県から来た若いカップルは署名したあと、「ランタンはきれいですね。明日は原爆資料館を見に行く予定です」と話しました。
核兵器廃絶の展望を卒論のテーマにしているという学生は、「今が核兵器廃絶のターニングポイント。沖縄などとも連携し、広島・長崎の運動を強めたい」と語りました。
同委員会は長崎市内で5万人の署名を目標に取り組んでいます。 |