2009/1/22「しんぶん赤旗」
原爆症認定訴訟 解決早く 
支援する会が署名

 原爆症認定集団訴訟を支援する会・長崎は十七日、長崎駅前の高架広場で宣伝・署名行動をおこないました。

 これは集団訴訟の早期解決を求める全国一斉宣伝に呼応してとりくまれたものです。

 被爆者をはじめ「支援する会」に参加する原水協や新婦人、民商などから十七人が参加しました。寒さがいくぶんゆるんだとはいえ、かじかむ手でチラシを配り、署名への協力を訴えました。

 「訴訟が始まって六年。この間に原告の被爆者が次々と亡くなりました。もう一刻も待てません。被爆者のみなさんが元気なうちに一日も早い救済がなされるよう、みなさんの力を貸してください」と呼びかけました。

 中年の女性は、「母も被爆者でしたが、もう亡くなりました。人ごとではありません」と話しました。福井から出張で来たという青年は「裁判のことは初めて知りました。がんばってください」と署名しました。高校生や中学生が署名に応じる姿が目立ちました。

 一時間で二百十四筆の署名が寄せられました。