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佐世保
子どもに銃見せるな
抗議の中、自衛隊がパレード
「こどもに銃を見せるな!」。
十八日、佐世保原水協や平和委員会など平和・民主団体などが抗議するなか、佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地西部方面普通科連隊・音楽隊の約二百数十人が買い物客で賑わう商店街アーケードを完全武装してパレードしました。
「憲法九条を守れ 陸自の武装軍事パレード反対」の横断幕の前で、佐世保市原水協の山下千秋理事長は、専守防衛を投げ捨て、海外活動を本来任務に格上げした自衛隊法を批判。
自衛隊がアメリカ本土に渡って米軍から人殺しの訓練を受けていると告発し、「これが自衛隊のありのままの姿。平和を願う市民を威圧するかのような完全武装パレードは、現場から改憲を迫るもの」だと市民に訴えました。
音楽隊の先導で、迷彩服に銃を持った自衛隊員がアーケードを行進しました。
武装パレードについて市民は、「問題ない」と言う人もいましたが、三十代の自営業の男性は、「自衛隊が軍隊になることには反対です。私たちの税金が軍事費に使われてしまいます」。
抗議集会に参加した近藤春子さんは、「子どもたちもいる商店街で銃を持って行進することは許せません」と話しました。 |