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「原爆しょうがない」暴言に抗議
長崎県原水協などが昼デモ
長崎県原水協と「軍事費を削って、くらし・福祉・教育の充実を長崎県実行委員会」(くらふく実行委員会)は五日、久間前防衛大臣の「しょうがない」発言と安倍首相の責任を追及する抗議昼デモをおこない、約九十人が参加しました。
長崎市水道局前には各団体から労働者などが次々集まり、「久間議員と安倍首相は被爆者と国民に謝罪せよ」と書かれた横断幕を先頭に出発しました。
「久間議員は国会議員を辞職せよ」「非核三原則を法制化せよ」などとシュプレヒコールしながら行進しました。新婦人の人たちは「核兵器の使用を認める国会議員はいらない」「被爆県長崎の思い知らない久間代議士の辞職は『しょうがない』」などと書いたプラカードを持って参加。
「久間議員は選挙対策で辞任しただけで反省していない。かばい続けた安倍首相の責任は重い。」「被爆県の議員にふさわしくない」と参加者たちは話していました。
集会で、片山明吉県原水協事務局長は「久間大臣の辞任で沈静化する問題ではない。怒りの声は続いている。発言がいかに重大だったかということだ。失言ではない。歴史を否定し、米国の核の傘で日本の安全が守られているという政府の考えが発言の根底にある」と述べ、「久間議員の国会議員辞職、政府に非核三原則の法制化、核兵器廃絶の先頭に立つ立場を明らかにすることを求めよう」「すみやか署名で対話をすすめ、原水禁大会世界大会に怒りを総結集して成功させよう」とよびかけました。
デモには日本共産党のふちせ栄子参院選挙区候補と堀江ひとみ県議も参加しました。 |