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政府交渉について、ふちせ参院候補が記者会見で報告
日本共産党長崎県委員会(山下満昭委員長)は五月三十日、長崎県庁で記者会見し、春名なおあき参院比例候補と九州各県の参院選挙区候補らが先に実施した対政府への要請内容と交渉結果について報告しました。
会見にはふちせ栄子参院長崎選挙区候補と堀江ひとみ県議が出席しました。
政府への要請は、保険証とりあげなど高すぎる国民健康保険行政の改善(九州七県)、工事完成で終わらない諫早湾干拓事業問題(有明海沿岸四県)、新幹線長崎ル−トと並行在来線問題(佐賀長崎両県)、在日米軍再編問題(基地のある四県)の四項目。
ふちせ氏らは米海軍佐世保基地のLCACBエアクッション型揚陸艇の週二回の運行ルールが無視されている実態について、防衛省が「承知していない」とのべ、自治体や住民の要望を真剣に受け止めていないことをうかがわせたと報告。さらに現在の七隻だが、「十二隻で運用する訓練が行われる」との回答で、住民の不安が増大する懸念を指摘しました。
国民健康保険行政について厚労省は「短期保険証や資格証明書発行の実態調査はしていない」とし、「保険証の機械的取り上げはしないよう徹底する」と答えたとのべました。
また諫早湾干拓事業の「終了」とは、調整池運用を含む優良農地としての成り立ちまでであり、工事完成でおわりではないことが示されたこと。
新幹線長崎ル−トで、「沿線自治体の同意なしに長崎本線の経営分離はしないこと」との要請に対し、「同じ認識」(国交省)であることが確認されたとのべました。 |
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