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ふちせ選挙区候補の演説要旨です
今日、12月8日は65年前に日本が真珠湾を攻撃し、アジア太平洋の地域まで侵略戦争を広げていった日です。この戦争によって日本で300万人アジアで2000万人を超える人々の命を奪いました。
私もそうですが、戦後生まれの世代が増え直接戦争を知らない人々が多くなってきました。それでもなお、原爆の後遺症などでたくさんの方々が苦しんでいます。先日もテレビで被爆者の背中が大きく映し出され、熱線でやけただれただけでなく、放射線で皮膚の組織がこわされたために治癒することなく今もなおその痛みに耐えておられる姿が報道されました。また、愛する家族を戦争によって奪われた方々の悲しみも消えることはありません。
戦争を体験された方々が、多くの犠牲を払い痛み・苦しみ・悲しみを何とかのりこえて、日本を再び戦争をする国にしてはならないとふみだしたのが憲法9条ではないでしょうか。
私は、今年50歳になりました。私がこれまでの人生を戦争を知らず、平和の中で安心して子育てをしてこれたのは、憲法9条があったからです。
この憲法9条を次の世代につないでいくのは、戦争体験者の世代だけでなく、私たち世代にも求められている役割だと思います。また、侵略戦争に命がけで反対を貫いてきた日本共産党の一員として、憲法9条を次の世代未来の子供たちにしっかりつないでいきたいと思います。
ところが今、。安部首相は自分の任期中に憲法を変えると明言し、子どもたちに法律で愛国心を強制する教育基本法改悪を強行しようとしています。参議院で行われた全国6カ所の地方公聴会で意見を述べた24人のうち13人が、反対が慎重審議を求めています。今の国会での成立を求めた人はわずかに1人にしかすぎません。
しかも、政府・与党が民意としてきたタウンミィテーングでの意見はやらせ質問であったことが明らかとなっています。
憲法9条改悪と一体となり、日本を外国で戦争できる国にする、それを支える人づくりをするために、国家が教育に介入しようとする教育基本法の改悪を許すことはできません。 |