「しんぶん赤旗」2006/11/30
大増税許さぬ声を今こそ
消費税なくす会が宣伝・署名


 「消費税をなくす長崎の会」は二十四日、長崎市浜町の大丸前で「消費税大増税反対」の請願署名と、同会への入会署名を呼びかける街頭宣伝を行ないました。

 この日は通算百六十九回目の行動。会員八人が参加し一時間余の取り組みで七十四人から署名が寄せられました。

 同会の吉田恒雄事務局長らは、「来年のいっせい地方選を前に、自民・公明政権は消費税大増税隠しに躍起、10%を超える消費税などとんでもありません。選挙で増税勢力に厳しい審判を」「財政危機打開には法人税を欧米並みに引き上げ、ムダな公共事業こそ見直すべきです」と訴え。大増税を許さない国民の声を今こそ広げようと呼びかけました。

 年金生活者らから、「老人いじめばっかりで不安がいっぱい」などの声が寄せられ、目が不自由な女性が代筆を求めていました。
 長崎市内に住む独居女性は、「医療費や介護保険料の引き上げでたいへん。これで消費税が上がれば私たちは生きていけません。何とかしてほしい」と署名しながら訴えていました。