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戦争する人づくり反対
教育基本法改悪反対で昼休みデモ
教育基本法改悪法案をめぐる情勢が緊迫するなか、長崎県高等学校教職員組合などでつくる「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動県実行委員会は二十五日、長崎市の市役所通りで、「憲法違反の教育基本法改悪法案は廃案以外にない」と昼休みデモを行いました。
同法案が審議される国会の動きに合わせ毎週取り組んでいるものです。教職員や諸団体の代表、市民ら約四十人が駆けつけ行進しました。
参加者は、「海外で戦争するための人づくり反対」など、要求が書かれたプラカードやのぼり旗を掲げ、「教育基本法改悪反対」「おしゃべりさえ罪になる共謀罪反対」などと唱和し、行き交う市民に理解を呼びかけました。
昼休み中の建設労働者や市の職員、バスを待つ市民らが注目し、「戦争は困る」と話しながら、がんばれの声をかけていました。
行進後の集会で県高教組の森文明書記次長は、二万七千人が集まった東京での教育基本法改悪反対集会など全国の取り組みを報告。「運動は全国的に盛り上がって要り、改悪法案廃案までがんばろう」と訴えました。
長崎市では二十九日、「九条フェスタ」実行委員会の主催で教育基本法改悪反対の集会とデモ行進が行われます。(正午・市民会館前広場) |