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21日から核廃絶−地球市民集会ナガサキ
事前企画で積極的参加呼びかけ
「第三回核兵器廃絶|地球市民集会ナガサキ」が長崎市内で二十一日から三日間開かれます。
被爆者や市民、世界のNGO、平和問題研究者、自治体が協力し、三年に一回長崎で開かれている国際会議です。
この本集会に先立ち、同実行委員会は一日、長崎市内の国立平和祈念館で事前集会−「市民対話集会」を開きました。
六十人が参加。同実行委員会の土山秀夫委員長(元長崎大学長)は、核兵器を巡る厳しい情勢のなか「(核廃絶をめざす)NGOの真価が問われ、被爆地がどれだけ燃えているかがためされる」「現状分析と具体的打開の方策を打ち出したい」と集会の意義を強調、本集会への市民の積極的参加を呼びかけました。
半月後に迫った本集会の六つの分科会のコーディネーターらが討論の内容や論議予定の中心点を説明。第六分科会「被爆者フォーラム」を担当する芝野由和・長崎総合科学大助教授は、「被爆者運動の原点を問い直し、被爆体験の継承問題を話し合いたい」と語りました。参加者から集会成功への積極的意見が出されました。
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集会日程は次の通り。
▼21日(土)…9時半〜第一分科会「非核宣言自治体フォーラム」。
14時〜「開会集会」いずれも長崎ブリックホール。
▼22日(日)…9時半〜
第二分科会「非核兵器地帯と核の傘」
第四分科会「平和教育フォーラム」
第六分科会「被爆者フォーラム」。
14時〜
第三分科会「核兵器廃絶と多国間交渉」
第五分科会「青少年フォーラム」の各分科会
会場は原爆資料館、平和会館、平和祈念館のいずれか。
▼23日(月)…13時半〜「閉会集会」平和会館。その後ピースウォーク。
最終日には「長崎アピール」を採択、核兵器廃絶の訴えを世界に発信します。期間中には前夜祭や諸団体の自主企画、映画会、パネル展示など多彩な催しが行われます。(問い合わせは電話095・842・9513) |
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