高齢者の願い実現へ
年金者組合県本部が定期大会


 全日本年金者組合長崎県本部は一日、長崎市内で第十八回定期大会を開き、一年間の活動を総括して新年度の活動方針を決め新役員を選出しました。県内から四十人の代議員が参加、支部のない五島市からも代表が出席しました。
 日本共産党から渕瀬栄子参院選挙区候補(国会議員団県事務所長)が参加し来賓あいさつしました。

 寺坂栄一郎委員長は、「高齢者いじめの小泉政治をやめさせるため運動を広げ、最低保障年金制度実現にむけ仲間を増やしさらに大きな組合を」と訴えました。

 西弘敏書記長が、最低保障年金制度実現へ向けた「知事への個人請願書提出」と街頭宣伝、首長との懇談、重税反対へ向けた民主商工会との共同行動など、一年間の活動を報告、新運動方針を提起しました。

 討論では、「高齢者の文化や遊びの要求実現の取り組みを強化してほしい」「県女性部の結成で女性組合員の活動に広がり」などの意見が出され、「高齢者人口1%の組合員づくりが必要」と積極的意見が続きました。
 横崎重雄委員長(新)と四人の副委員長、西弘敏書記長(再)を選出しました。