駿ちゃん事件から3年
山下県委員長とふちせ栄子参院候補が被害者偲び献花

 2003年7月1日に起こった長崎市の「駿ちゃん事件」から、3年がたちます。長崎市は遺族の了解の元、種元駿ちゃん・当時(4歳)を偲ぶ献花台を、同市の事件現場の近くに設けました。献花台のそばには、「駿ちゃん地蔵」があり、供え物がいまも絶えることがありません。

 日本共産党県委員会の山下満昭県委員長とふちせ栄子党県国会議員団事務所長(参院選挙区候補)は6月30日、献花台を訪れ駿ちゃんを偲び献花しました。


 生を受けた全ての子どもたちが幸せであってほしい

 献花後、ふちせ栄子参院候補は、次のように感想を語りました。
 
  7月1日を前に、駿ちゃんを想い献花をさせてもらいました。 2003年に長崎市で起きた男児誘拐殺害事件。本当に心が痛む事件です。失われた命は、もどっては来ないのです。私は、献花をしながら親御さんの気持ちを察すればするほど、いたたまれない思いでいっぱいになりました

 また、一方で加害少年と親御さんのことも思わずにはいられません。事件である以上、被害者側と加害者側ではありますが、我が子を思う同じ親だからこそ、その苦しみも大きなものがあるのではないでしょうか。

 我が子を初めて胸に抱いた時、喜びとともに自分の命とは別の命が、ここに存在することに大きな責任を感じた日を思い起こします。
 生を受けた全ての子どもたちが幸せであってほしいと願いながら、駿ちゃんの冥福を心から祈りました。