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教育は戦争のためじゃない
教育基本法改悪案の廃案求めて昼休みデモ
国会会期末を目前に、長崎県高等学校教職員組合などでつくる「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動県実行委員会は十四日、長崎市内の官庁街で、教育基本法改悪法案の廃案を求めて昼休みデモを行いました。
教職員や諸団体の代表、市民ら約七十人が参加し、市役所前から県警前を往復するコースを行進しました。
参加者は、「教育は子どもの考える力を身につけさせるもの、子どもを縛るためのものではない」とマイクで訴えて、「憲法と教育基本法を守ろう」など、手に手に要求が書かれたプラカードやのぼり旗を掲げて行進。「戦争のための人づくり反対」「差別・選別を教育に持ち込むな」「憲法九条守れ」とシュプレヒコールを繰り返しながら道行く市民にアピールしました。
バス停でデモ行進を眺めていた女性Lは、「両親が被爆者。戦争とか病院代の値上げとか、年寄りを大事にしない政治は信じられない」と話していました。
行進後の集会で県高教組の森文明書記次長は、「国会も最終盤だが、教育基本法は継続審議でなく廃案にすべきもの。気を緩めず運動をさらに大きく」とあいさつ。参加者は「団結がんばろう」でこれにこたえました。 |