消費税なくす会が162回目の宣伝・署名
「消費税増税と聞きからだが震えた」と年金生活者


 「消費税をなくす長崎の会」は四月二十四日、長崎市浜町の大丸前で、通算百六十二回目となる街頭宣伝・署名活動に取り組み、「消費税大増税反対請願」署名と、同会への入会署名を呼びかけました。

 会員八人が参加し、署名と同時に庶民大増税に反対するビラ二百枚を配りました。
 同会の吉田恒雄事務局長らは、「消費税をY%以上にあげるという論議が政界・財界で強まっています。高齢化社会のためと導入された消費税でしたが、本当は大企業の法人税減税のためでした」などと訴えました。

 年金や医療制度改悪など、負担増に苦しむ年金生活者らが、「小泉政治は年寄りいじめ」などいって積極的に署名していました。
 市内に住む男性は、「大企業は減税、庶民は大増税−。逆さまだ」と怒ります。別の男性は、「もともと消費税は公約違反と思う。福祉のためといいながら次々に医療費値上げ、この先どうなるのか」と話していました。

「しんぶん赤旗」06/05/03